船橋の邸宅
Project no.12 (2019年4月竣工)
設計担当:Desiner
設計補佐:Assistant
設計期間:Designe Date
工事期間:Const. Date
工事内容:Construction
用途 :Principal Use
構造 :Structure
敷地面積:Site Area
床面積 :Floor Area
敷地 :Building Site
構造設計:Struct Design
施工会社:Constructor
要望内容:Demand
田村 匡將
坂本 拓磨 (家具職人)
2018年03月~10月
2019年01月~3月
増築+改修
住居+庭園
木造+組石造
804㎡ (242坪)
232㎡(70坪)
千葉県
ttt Design Partner
(株)持井工務店
1.機能的で心地いいキッチンの設計
2.明るくて広いリビングとダイニング
3.暖かくて掃除のしやすい水廻り
40年前に建築家が設計した邸宅を増改築し、定年退職後の新しい住まいとしてリノベーションする計画。
昔、建築家が設計した各所に思いやりのある建築物や、使い続けた家具など、寄り添ってきた生活空間を受け継ぎつつも、新しい暮らしを施主の今後の住処として再計画するために、現代性のある落ち着いた邸宅に生まれ変わらせようと心掛けました。
仕上げは、木の無垢材や漆喰などを使い自然体の優しい質感としました。住宅の中心にトップライトや中庭からなる、光と自然が溢れる空間とし、日々の暮らしが日光と寄り添って営むように提案し、快く受け止めて下さいました。
また、バリアフリーや断熱性能、照明の明るさ、スイッチの位置までも丁寧に設計することで、お施主さんのこれからの生活をケアできるよう工夫しています。
リノベーションによる古今折衷の空間化を図ることで、思い出と過去の時間を壊すことなく紡ぐことで、時の流れを大事に扱い、設計しました。そして、施主のオリジナルの居心地を創り出すことが出来ました。